ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

2006-10-15から1日間の記事一覧

『非情都市』(鈴木英夫)

フィルムセンターにて『非情都市』(東宝1960:鈴木英夫)を見ました。やっと見ることができ満足。おまけに予想以上におもしろく幸せいっぱい。 見終って時計をみたら20時30分、緊迫感あふれる画面作りでスピーディーに進み、89分に凝縮された職人芸に脱帽です…

『単騎、千里を走る。』(チャン・イーモー)

『単騎、千里を走る。』(2006:チャン・イーモー)は、高倉健のみを見られればそれで満足という作品。チャン・イーモーが高倉健を主演にして撮ってみたかったというそれだけ。 高倉健と中井貴一の親子関係のドラマが見たかったなあ。2006.05.20(土) 「単騎、千…

『THE有頂天ホテル』(三谷幸喜)

『THE有頂天ホテル』(フジテレビ=東宝2006:三谷幸喜)、人気俳優が勢ぞろいしてお話が楽しく展開しておもしろい。 でも、これだけの豪華キャストで、ひとりとして印象に残る人がいないのはどうしたことだろう。みんなを均等に扱ったせいで、個々の見せ場は…

『輪廻』(清水崇)

『輪廻』(2006:清水崇)は、みごとにだまされたという快感が心地良い。 また、優香の迫真の恐怖演技を見るだけでも価値あり。2006.05.14(日)

『みみずく説法』(久松静児)

ラピュタ阿佐ヶ谷にて『みみずく説法』(東京映画1958:久松静児)を見ました。森繁久彌が原作者・今東光をもじった今野東吾和尚に扮し、彼を狂言回しにして河内の個性豊かな人々のエピソードを描いています。「悪名」の朝吉親分(曾我廼家明蝶)も登場します。…

『潮騒』(谷口千吉)

やっと『潮騒』(東宝1954:谷口千吉)を見ることができました。『潮騒』(東宝1971:森谷司郎)での朝比奈逸人と小野里みどりも真っ黒に日に焼けていたけど、久保明・青山京子のコンビはほんとに真っ黒で、その島に暮らしている印象を受けました。2006.01.09(月)