ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

2006-11-06から1日間の記事一覧

『三匹の狸』(東宝1966:鈴木英夫)

シネマアートン下北沢での「喜劇特急・第二幕/第1週・小沢昭一」にて見た作品です。なお、カラーが完全に抜け落ちた退色版でした。 3匹の狸(詐欺師)こと伴淳・小沢・宝田プラス女詐欺師・星由里子が繰り広げる詐欺の手口の数々。特に小沢昭一が中国人や黒…

『喜劇・競馬必勝法』(瀬川昌治)

ラピュタ阿佐ヶ谷にて、『喜劇・競馬必勝法』(東映東京1967:瀬川昌治)を見る。再見。今年3月に浅草名画座で見たばかり。でも、また見てよかった。今回の特集に通って瀬川昌治監督作品の見方がより深くなっているのだから。 これは『次郎長社長と石松社員』…

『愛のうず潮』(久松静児)

『愛のうず潮』(東宝1962:久松静児) 新珠三千代主演の人妻メロドラマ。恋人が三橋達也、夫が平田昭彦、夫の愛人が草笛光子。クレジットタイトルは新珠と三橋の共演という形で一枚目に新珠が先で二人の名前が並んでいる。 クリスマスの日、夫がいつものよう…

『バカヤロー!3へんな奴ら/第4話・クリスマスなんか大嫌い』(山川直人)

クリスマスが登場する作品といえば、『バカヤロー!3へんな奴ら/第4話・クリスマスなんか大嫌い』(松竹配給1990.10.20:山川直人)です。 下町の商店街の若者たちにとって、クリスマスは店を手伝わなければいけない悲惨な日。でもそれを逆手にとって自分た…

『義務と演技』(一倉治雄)

クリスマス映画といえば、『義務と演技』(TBS=東映1997.02.15:一倉治雄)です。 イルミネーションも登場し、クリスマスの日に、館ひろしと高島礼子の夫婦が仲直りをします。 惜しいことに公開が2月だったということ、せめて11月に公開できなかったもの…

『抱擁』(マキノ雅弘)

クリスマスが登場する作品は『抱擁』(東宝1953:マキノ雅弘)です。 クリスマスイブから始まって、翌年のクリスマスイブに終わるお話です。 山口淑子と三船敏郎の恋愛がメインですが、雪子(山口淑子)が働く酒場「山小屋」に集う常連の芸術家たちがいい雰囲気…