ロケ地
先月から隅田川の相生(あいおい)橋(東京都江東区越中島と中央区月島を結ぶ清澄通りの橋)で、ロケ隊に何度か遭遇。隅田川でロケを見かけるのは珍しくないので、素通りしていたが、先週は撮影本番中だったため、足止めされてしまった。「何の撮影?」と聞くと…
『シュアリー・サムディ』(2010:小栗旬)に登場する宮城祐(横田栄司)のアパート。錆び付いた鉄階段が二つもついている、その外観たるや、『女たちは二度遊ぶ「夢の女」』(2010:行定勲)での小雪のアパートにそっくり。というよりは、同じものである。 実在の…
フィルムセンターにて、『乳房よ永遠なれ』(日活1955:田中絹代)を見る。「生誕百年 映画女優 田中絹代」の1本。 舞台は全編、札幌市。小樽駅のホームがちょっと出て来て、ラストが洞爺湖。 ヒロイン・月丘夢路が夫・織本順吉と住む家は札幌郊外か。夏、素…
ラピュタ阿佐ヶ谷にて、『夢は夜ひらく』(日活1967:野口晴康)を見る。「歌謡曲♪黄金時代1960's」の5本目。 全編、横浜を舞台にした作品。 ヒロイン・園まりが勤めるところは、神奈川県立図書館。外観と内部にてロケ。 横浜グランドホテルの入り口やら外観…
ラピュタ阿佐ヶ谷にて、『有難や節 あゝ有難や有難や』(日活1961:西河克己)を見る。「歌謡曲♪黄金時代1960's」の3本目。 ロケ地紹介。 冒頭、衝突事故を起こすあたりは、築地近辺か。ポンコツ車を引いて走るところは、赤坂交差点付近。遠くに赤坂プリンス…
『東京のえくぼ』(新東宝1952:松林宗恵)にて、上原謙がホルンを持って会社をエスケープ、丹阿弥谷津子と待ち合わせ場所が相生(あいおい)橋の中の島公園である。 相生橋は隅田川の支流に架かる橋で、清澄通りの江東区越中島と中央区月島の境目にある。その相…
『新しい背広』(東宝1957:筧正典)のなかで、井の頭線が登場する。 小林桂樹が住んでいるところが池ノ上駅。彼の同僚で恋人・八千草薫の自宅が高井戸駅。現在の駅ホームは、環状8号線を跨いだ高架になっている。その当時(1956~57年)も線路は高いところを走…
『新しい背広』(東宝1957:筧正典)を、ラピュタ阿佐ヶ谷で観る。再見。 主人公の設計技師・小林桂樹が勤める会社が渋谷駅近く。大家さん・岸輝子の離れを借りて、高校生の弟・久保明と2人っきりで住んでいるところの最寄り駅が、井の頭線池ノ上駅。閑静な住…
久しぶりに『四十八歳の抵抗』(大映東京1956:吉村公三郎)をラピュタ阿佐ヶ谷にて観る。 山村聰と雪村いづみが熱海への温泉旅行に行く待ち合わせ場所が新橋駅。川島雄三作品にも頻繁に、新橋駅が待ち合わせ場所だったり、乗り降りの駅として登場する。 なぜ…
銀座シネパトスのレイトショーにて『大冒険』(東宝1965:古澤憲吾)を見る(2001.10.27)。 ラスト、大団円でのクレージー・キャッツ、歌のシーン。ロケ地は赤坂プリンスホテルのガーデンである。『若い季節』(東宝1962:古澤憲吾)でも、ラスト、会社のパーティ…