ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『非情都市』(鈴木英夫)

 フィルムセンターにて『非情都市』(東宝1960:鈴木英夫)を見ました。やっと見ることができ満足。おまけに予想以上におもしろく幸せいっぱい。
 見終って時計をみたら20時30分、緊迫感あふれる画面作りでスピーディーに進み、89分に凝縮された職人芸に脱帽です。
 『レディ・ジョーカー』のスタッフたちも少しは鈴木英夫を見習ってほしいものです。
 広告代理店に勤める司葉子とその同僚・宮田芳子のキャラクター設定が、そのまま傑作『その場所に女ありて』(東宝1962:鈴木英夫)につながったと確信しました。
2005.01.27(木)