4月5日生まれ、田辺靖雄(たなべ やすお) 本名:同じ
1945年、東京都世田谷区生まれ。
父・正晴はNHKのアナウンサーで、母・スギの二男二女の二男。
NHKの化粧師をしていた母の縁で、劇団こまどりの関係者と知り合い、『女中ッ子』(日活1955:田坂具隆)の加治木勝美(伊庭輝男)の兄・雪夫役で映画デビューする。
中学時代は学業に専念する。
1961年、16歳の時、渡辺プロの副社長・渡辺美佐にスカウトされる。ジャズ喫茶出演などを経て、「夢であいましょう」(NHK1961.04~)に出演、歌手としてデビューする。
「ヘイポーラ」「二人の星をさがそう」などをヒットさせる。
1963年、日本大学芸術学部演劇学科に入学するが、1年で中退。
映画はその後、『高校生と女教師・非情の青春』(東宝1962:恩地日出夫)、『私と私』(東宝1962:杉江敏男)、『夢であいましょ』(東京映画1962:佐伯幸三)、『沈丁花』(東宝1966:千葉泰樹)、『大空のサムライ』(東宝映画1976:丸山誠治)などに出演する。
1973年1月20日、歌手・九重佑三子と結婚する。子育てが一段落した1987年頃からは、夫婦デュエットのコンサートを年1回開催している。
『河のほとりで』(東宝1962.11.23公開、監督:千葉泰樹)
多賀谷たね子(星由里子)の弟・正二郎に扮したのが田辺靖雄。たね子のボーイフレンドが高山新太郎(加山雄三)、その妹・妙子(桜井浩子)。田辺靖雄と桜井浩子がからむシーンもあったような記憶があるが、、、。
2000.06.04(日)