ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『次郎長遊侠傳・秋葉の火祭り』(日活1955:マキノ雅弘)

 フィルムセンターにて『次郎長遊侠傳・秋葉の火祭り』(日活1955:マキノ雅弘)を見る。500円。
 それぞれのエピソードがいつどのようにして絡み合っていくのか、興味津々で見ていたら、次郎長(河津清三郎)が登場することにより、見事につながっていった。うまい。
 女ながらにヤクザになりたい北原三枝、男っぽさはいいが色気が足りない。それでも、マキノの演出でかなり色気はでているほう。
 この時の演技指導しきれなかったロマンを、後年見事に体現したのが藤純子であった。