シネマート六本木にて『同級生』(2008:深川栄洋)を見る。1000円(月曜日)。パンフレット1000円(『体育館ベイビー』と背中合わせ)。
これがなかなかいいのだ。携帯のメールをうまく使った高校生の恋愛もの。佳作『狼少女』(2005)の監督だけのことはある。
前作同様、妙に懐かしい郷愁感を誘う。伝達手段は携帯だが、中身は手紙のペンフレンドから恋愛に発展するパターンと同じ。
それを深川監督は奇をてらわず、ナイーヴに演出している。そんなところが成功の一因ではなかろうか。
またまた拾いものというか、収穫の一作が加わった。