ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『赤い糸』(2008:村上正典)

 新宿ピカデリー・シアター7にて『赤い糸』(2008:村上正典)を見る。1300円。パンフレット700円。
 修学旅行なので高校2年だなと思って見ていた。姉ちゃんのアドバイスを受けていたので、年子だなと納得。
 主役ふたりの誕生日が2月29日で同じとわかり、16歳を一緒にお祝いしようと約束する。なんだ、高校1年で修学旅行に行くんだ、と妙な感心。
 事件の後での登校シーン、「鈴の森中学校」の表札。えっ!中学生だったの?あの学園祭のシーンにしても、どうひいき目に見ても高校生にしか見えなかった。
 その違和感を除けば、まあ丁寧に作っているなという印象。けれども、肝心の主役ふたりが平均的すぎる。可もなく不可もなく、妙に落ち着いていて、おもしろみがない。
 テレビドラマと連動しているようで、終わり方も中途半端である。もう少し、なんとかならなかったものかな?