ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『感染列島』(2009:瀬々敬久)

 ユナイテッド・シネマ豊洲シアター7にて『感染列島』(2009:瀬々敬久)を見る。1000円(1日映画の日)。パンフレット600円。
 前作『フライング・ラビッツ』(2008:瀬々敬久)がひどかったので、見る前は一抹の不安があった。けれど、なかなかどうして、しっかりとしたドラマになっていて、見応えがあった。ウィルス感染の恐ろしさを要領よく描いていて納得できる。
 ただ、導入部で看護師や医者を紹介しているわりには、後半は檀れい妻夫木聡の二人だけのお話に終始したのが残念。多くの登場人物たちを巧みに描き分けることができるようになれば、大作もよりグレードアップするのだが。