ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『女の宿』(松竹京都1941:犬塚稔)

 フィルムセンターにて『女の宿』(松竹京都1941:犬塚稔)を見る。「特集・逝ける映画人を偲んで 2007-2008」の1本。500円。
 小暮実千代と北見礼子の親友同士が洋装店を開業、それを援助する高田浩吉日守新一の親友同士。この4人が絶妙なバランスで実におもしろい。
 猪俣勝人の脚本も省略が効いていて、シナリオの教科書的な仕上がり。
 思わぬ拾い物であった。
 なお、北見礼子林与一の母親である。