映画の日、ユナイテッド・シネマ豊洲にて『アマルフィ 女神の報酬』(2009:西谷弘)を見る。1000円、パンフレット600円。
13時15分の2回目、ほぼ満席。大ヒットのようで、まずはめでたい。内容も、すぐ事件が始まり、ノンストップで最後まで見せてくれる。おもしろい、実におもしろい。
織田裕二主演では、『県庁の星』、『椿三十郎』、と消化不良気味の作品が続き、ファンの間にも飢餓感があったのだろう。それが大ヒットにつながったのだと思う。
ひとつだけ、中身にふれると、織田裕二、天海祐希とも、過去の感傷にひたることなく、目の前で進行している事件に専念している姿勢がよい。この点が、作品を引き締まったものにした、成功の一因でもあるのだ。