某試写室にて『アサルトガールズ』(2009:押井守)を見る。無料、パンフレット付き。
黒木メイサ、菊地凛子、佐伯日菜子のメンツが揃って、どんなアクションを繰り広げてくれるかとワクワクドキドキしていたら、、、。
押井守ということを忘れていた。冒頭、『アヴァロン』と思われる映像をバックに、形而上学的なもってまわったようなわけの分からんナレーションを7~8分も聞かされ、ウンザリ。
やっと本筋が始まり、バズーカ砲みたいなものを担いだ藤木義勝が砂漠を歩いている。恐竜みたいなモンスターと戦闘開始。見事やっつけたと思われるあたりから、黒木メイサ、菊地凛子、佐伯日菜子がそれぞれ登場。藤木の勝利は一瞬で背後から返り討ちにあって爆死。
やがて、これはゲームの世界であることが説明され、巨大モンスターを倒してレベルアップをはかるには4人がチームを組むほかないと、ゲームマスターのアドバイス。
さあ、面白くなるぞと思いきや、巨大モンスターとの戦闘はあっけなくケリがついてしまう。4等分のポイント分け前も、女たちに持ち逃げされて、悔しがる藤木義勝。女たちは強がった、てなオチでジエンド。
藤木との格闘でアクションを見せてくれた黒木メイサ。そのたたづまいはかっこいいが、もっと走り回って欲しがった。
久しぶりの佐伯日菜子、その横顔は素敵だが、こちらは完全にアクション不足。
菊地凛子にいたっては、へんてこな踊りを見せてくれただけ。セリフは「キャハ」とかの奇声のみ。
退屈な70分ではあったが、黒木メイサ、菊地凛子、佐伯日菜子、三女優を見られたことで、よしとしよう。