ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

札幌市『乳房よ永遠なれ』

 フィルムセンターにて、『乳房よ永遠なれ』(日活1955:田中絹代)を見る。「生誕百年 映画女優 田中絹代」の1本。
 舞台は全編、札幌市。小樽駅のホームがちょっと出て来て、ラストが洞爺湖
 ヒロイン・月丘夢路が夫・織本順吉と住む家は札幌郊外か。夏、素足に下駄ばきで自宅から札幌市の和歌の会合に行ったりしているので、郊外とは言っても市内かも。
 実家が馬具店、北海道ならではの設定。
 和歌の会から一足先に出た月丘夢路が、森雅之と出くわす場所は大通り公園。
 入院するところは、札幌共立病院。実在のところか、あるいは看板をすげ替えただけかな。
 いずれにしても札幌市が舞台だったとは、映画を見るまでは知らなかった。

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