ラピュタ阿佐ヶ谷にて『お嬢さん』(大映東京1961:弓削太郎)を見る。「昭和の銀幕に輝くヒロイン[第51弾]若尾文子」の第3週である。800円(会員)。
重役の娘・若尾文子と料亭(?)の娘・野添ひとみの花婿探しのお話。今から見ると古風な二人だけど、当時の最先端な風俗と比較してもかなり遅れている。実年齢20代後半の彼女たちが演じると、カマトトぶって見えてしまう。
そこから目をそらさせるためかどうか、若尾の妄想がフラッシュバックされる。これがあまり効いていない。うまい監督なら、もっとスピーディーにメリハリの効いた演出で笑わせてくれただろうに。
弓削太郎監督は、大映倒産後にどっかの山中で白骨化した状態で見つかった人である。何故の死かわからないが、この『お嬢さん』をみる限り、理由の一端が妄想できようというもの、、、。
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