ユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン４にて『GANTZ』(2011：佐藤信介)を見る。1000円(金曜日会員割引)、パンフレット600円。
のっけから、血糊爆裂の殺戮シーンがあり、ありゃりゃどうなるんだと心配したが、それを堪えてしまえば、だんだんとおもしろくなった。
だらだらと惰性で生きてきた二宮和也が、弱者を助ける意識に目覚めるさまがいい。黒のスーツを身に着け、坂道をジャンプしてその能力に自信を持つさまがいい。
そして、ラストの山田孝之初登場シーンが実にいい。あの死んだはずの彼をチラリと見せる演出もいい。続編がある作品の終わり方はこうでなくちゃ。クレジットの三番目に位置する吉高由里子は前編とは違って後編では活躍しそうだし、パネル写真のみの登場だった伊藤歩も出てきそうだ。
エンドクレジットに流れる川井憲次の音楽も実にいい。いつもの打楽器系を主旋律とした川井節が快調。後編の展開に期待を持たせるメロディーである。
４月の後編が待ち遠しい！
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