ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

03月18日、佐藤允(2011)

 3月18日は、佐藤允(さとう まこと)さんの誕生日です。1934年生まれの77歳になりました。おめでとうございます。佐賀県神埼郡神埼町(現・神崎市)生まれ。4歳で父に死別(戦死)、教員の母に育てられるが、腕白で高校を4つも変わり、1952年に日本大学第二高等学校卒業。同年、俳優座養成所に4期生として入所。同期に仲代達矢宇津井健佐藤慶中谷一郎らがいる。
 『思春の泉』(俳優座=新東宝1953:中川信夫)の村の青年役にて映画初出演。と、信じていたら『坊っちゃん』(東宝1953:丸山誠治)に、坊っちゃん(池部良)にイタズラする松山中学生として出演していました。セリフもあり、生徒の中では目立つ役です。こちらが映画初出演かもしれない。『坊っちゃん』が8月封切り、『思春の泉』が11月封切りなので。
 劇団仲間を経て、『不良少年』(東宝1956:谷口千吉)にて、本格的映画デビュー。1956年6月、東宝入社。1969年、フリー。
 佐藤允さんの最近作は、
『ヒナゴン』(2005:渡邊孝好)、
『ひだるか』(2006:港健二郎)、
OV『哀憑歌 GUN-KYU』(2008:金丸雄一)、
です。
 『ヒナゴン』ではヒナゴンを確かに見たと言う老人・荒川達吉に扮していました。

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