ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

07月23日、ミッキー・カーチス(2013)

 
 
 
 
 
 
 きょう7月23日は、ミッキー・カーチス(みっきー かーちす)さんの誕生日です。1938年生まれの75歳になりました。おめでとうございます。東京都出身。成城大学卒業。ワタナベエンターテインメント所属。
 ミッキー・カーチスさんの最近作は、
『デッドボール』(2011:山口雄大)、
日輪の遺産』(2011:佐々部清)、
『孤独な惑星』(2011:筒井武文)、
『ロボジー』(2012:矢口史靖)、
『さよならドビュッシー』(2013:利重剛)、
『百年の時計』(2013:金子修介)、
です。
 『デッドボール』では野球ジュウベイ(坂口拓)の父親に扮し、
日輪の遺産』では元在日アメリカ軍司令のマイケル・エツオ・イガラシに扮し、
『ロボジー』ではロボジーの鈴木重光に扮して五十嵐信次郎名義で出演し、
『さよならドビュッシー』では香月遥(橋本愛)・ 片桐ルシア(相楽樹)の祖父・香月玄太郎に扮し、
『百年の時計』では香川県出身の前衛芸術家・安藤行人に扮していました。
 『百年の時計』は、今年の我がベストテン級の快作です。ミッキー・カーチスの茶目っ気ぶりを最大限に活かした導入部で観客を作品に引き込む巧みさ。さすが、最後の撮影所出身である金子修介の演出はエンターテイメントに徹しています。香川県を舞台にしたご当地映画ではありますが、琴電の電車をアート作品の舞台にするなど、脚本が練りに練られています。
 同時期に公開された高知県が舞台の『県庁おもてなし課』とは偉いちがいようです。

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