ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

04月03日、有馬稲子(2014)

 4月3日は、有馬稲子(ありま いねこ)さんの誕生日です。1932年生まれの82歳になりました。おめでとうございます。大阪府豊能郡池田町(現・池田市)生まれ。朝鮮・釜山育ち。釜山第一小学校から、釜山高等女学校へ入学。1945年10月に引き揚げ、大阪市天王寺区に住む。府立夕陽ケ丘高等女学校へ転入。1948年3月、新制に切り替わった夕陽ケ丘高等女学校併設中学校を卒業。
 宝塚音楽学校を受験し、合格。1949年4月、予科1年を終了して本科に進むと同時に、宝塚歌劇団に加わり花組編入される。有馬稲子を襲名する。
 1951年、『宝塚夫人』(綜芸プロ=東宝1951:小田基義)で映画デビュー。1952年11月30日、宝塚退団。1953年1月、東宝専属となる。1954年4月、岸惠子久我美子とともに若槻繁を代表取締役とした(株)文芸プロダクション・にんじんくらぶを結成する。1955年3月、東宝退社。1955年4月、松竹と優先本数契約を結ぶ。
 以降、映画・舞台で活躍する。
 現在は。ホリプロ・ブッキング・エージェンシー所属。
 有馬稲子さんの最近作は、
『いのちの海』(2001:福原進)、
『夢のまにまに』(2008:木村威夫)、
です。
 『いのちの海』では高瀬女医に扮し、
『夢のまにまに』では主人公・長門博之の妻に扮していました。

 2014年3月7日~18日、新文芸坐にて「有馬稲子と十八人の監督たち」特集が開催されました。
『愛人』(1953:市川崑)、
『晩菊』(1954:成瀬巳喜男)、
川のある下町の話』(1955:衣笠貞之助)、
『胸より胸に』(1955:家城巳代治)、
『黒い河』(1957:小林正樹)、
『空かける花嫁』(1959:番匠義彰)、
『白い魔魚』(1956:中村登)、
『東京暮色』(1957:小津安二郎)、
『夜の鼓』(1958:今井正)、
『惜春鳥』(1959:木下恵介)、
『浪花の恋の物語』(1959:内田吐夢)、
『抱かれた花嫁』(1957:番匠義彰)、
『もず』(1961:渋谷実)、
『はだかっ子』(1961:田坂具隆)、
かあちゃんしぐのいやだ』(1961:川頭義郎)、
『わが愛』(1960:五所平之助)、
徳川家康』(1965:伊藤大輔)、
『鑑賞用男性』(1960:野村芳太郎)、
『危険旅行』(1959:中村登)、
『充たされた生活』(1962:羽仁進)、
以上の20本、18人の監督作品が上映されました。
トークショーも3~4回行われました。

 横浜にある高齢者のためのケア付きマンションにお住いの有馬稲子さん、マンション住民との交流も積極的に参加しつつ、朗読会やトークショーなど全国を飛び回っています。

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