ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『私の鶯』(満映=東宝1943公開、監督:島津保次郎)


 『私の鶯』(満映東宝1943公開、監督:島津保次郎
 李香蘭の歌声がたっぷり聞くことができる音楽映画。
 1917年ロシア革命でシベリアから北満州に亡命してきたロシア人オペラ歌手たちが、隅田(黒井洵=後の二本柳寛)という日本人一家に助けられる。やがて一緒に逃げる途中、隅田は妻(千葉早智子)と娘、そしてロシア人たちともはぐれてしまう。妻は亡くなり、幼い娘はオペラ歌手(ワシリー・トムスキー)に育てられる。
 成人した娘・満里子(李香蘭)は歌手としてロシア人養父とともに舞台に立つ。やがて生きていた実父が日本からやって来て、親子対面。
 雪原を疾走する馬車、それを追っての銃撃戦、広大な川を下る蒸気船などなど、まるでロシア映画を見ているような錯覚を受けてしまう。その中に島津お得意の養父と娘の情愛など、情感たっぷりに描いている。
2000.02.24(木)記す、見たのはさらにもっと前、多分フィルムセンターでかな?