ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『テラフォーマーズ』(2016:三池崇史)














 『テラフォーマーズ』(2016:三池崇史)をユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン4にて見る。1000円。
 環境の地球化を目的に送られた火星で異常進化して人類の脅威となった驚異の生物テラフォーマーと、その駆除のために火星に送られた様々な昆虫の特殊能力を持つ人間たちの壮絶な戦いを描いた作品。

 と、いう解説だけ読むと、アクション満載でワクワクしそうな展開を期待しそうだが、、、。
 開巻、小吉と奈々緒が捕まり、すぐに宇宙船に放り込まれ、他の隊員たちの簡単な紹介、というスピーディーさは、いいぞいいぞ、と期待がふくらむ。
 でも、そこまで。いざ、テラフォーマーと遭遇すると、肝心のヒロイン・武井咲はあっけなく首をへし折られて死んでしまう。久しぶりの日本映画で活躍してくれるかと思った菊地凛子も片足で踏みつぶされで死亡。
 この作品で役柄上も実際も一番アクションで活躍してくれるであろうケイン・コスギも、変身したまでは良かったがまるで歯が立たず、呆気なく殺されてしまう。
 一体全体、何なんだ、この映画は!
 次から次へと殺されまくり、ヤクザの渋川清彦と黒石高大は変身前に死んでしまう。お笑いをとるために登場したのか!
 ヤクザコンビの二人はまだいい。ろくに紹介されもしなかった青木健と長尾卓也は、いつ死んだのかも分からずじまい。
 テラフォーマーを駆除しに行った15人、反対に13人も殺されて、残り2人だけが命からがら逃げ帰る、というお粗末な作品でした。続編はなし、ですね。
2016年5月1日鑑賞。
      キャスト
伊藤 英明     小町小吉
武井  咲     秋田奈々緒
山下 智久     武藤仁(元キックボクサー)
山田 孝之     蛭間一郎(天才ハッカー)
ケイン・コスギ   ゴッド・リー(世界各地で暗躍する戦士)
菊地 凛子     森木明日香(元刑事)
加藤 雅也     堂島啓介(艦長)
小池 栄子     大張美奈(副艦長)
篠田麻里子     大迫空衣(少女売春の元締め)
滝藤 賢一     手塚俊治(
太田 莉菜     連城マリア
渋川 清彦     吉兼丈二(ヤクザ)
黒石 高大     虎丸陽(ヤクザ)
青木  健     総田敏雄(ドレッドヘアのテロリスト)
長尾 卓也     町岡隆太(ツイストパーマ)

福島 リラ     榊原(政府のお目付け役)
小栗  旬     本多晃(計画立案者の博士)
的場 浩司     奈々緒の義父
  ?       日本政府のトップ(黒幕)
池田 秀一     ナレーション

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