ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『アウトバーン』(2016:エラン・クリーヴィー)








 『アウトバーン』(2016:エラン・クリーヴィー)をよみうりホールにて見る。試写会。
 アメリカで自動車泥棒として活躍していたが、仕事でしくじり、ドイツのケルンへ渡ったケイシー。そこで、同じアメリカ人・ジュリエットと恋に落ちる。裏社会から足を洗い、夢のような同棲生活。しかし、ジュリエットが腎臓移植をしなければ命が危ういことが発覚。その手術に必要な大金を稼ぐため、ケイシーはゲランの仕事を引き受けることに、、、、。
 トレイラートラックを襲撃するとこのサスペンス、そして高速道路“アウトバーン”でのカーチェイスのスピード感、ハラハラドキドキ迫力満点。充分楽しめる。
 ベン・キングズレーに、ジョン・トラヴォルタバート・レイノルズの映画的小ネタをしゃべらせたり、アンソニー・ホプキンスシェイクスピアのセリフをしゃべらせたり、となかなか演出も凝っている。
 ドイツを舞台にしたアメリカ映画かと思ったら、製作がイギリスとドイツ。ドイツ人がしゃべるシーンでは英語字幕が出るのがうれしい。それに、監督・俳優陣をすべてイギリス出身で固めているのも、これまたうれしい。
 そして、これで終わりだな、という絶体絶命のシーンを何度も繰り返しながらも、ハッピーエンドという結末が何よりもうれしい。

2016年6月2日鑑賞。
      キャスト
ニコラス・ホルト       ケイシー
フェリシティ・ジョーンズ   ジュリエット
マーワン・ケンザリ      ?(ケイシーの相棒)
ベン・キングズレー      ゲラン(ケイシーの雇い主であるマフィア)
アンソニー・ホプキンス    ハーゲン・カール(物流の実業家にして麻薬王)

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