ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『ラ・ラ・ランド』(2017:デイミアン・チャゼル)









 『ラ・ラ・ランド』(2017:デイミアン・チャゼル)をユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン1にて見る。1000円。
 女優志望のミアと、自分の店を持って思う存分ジャズを演奏したいというピアニストのセバスチャンと、二人が出会い、恋におち、葛藤があり、そして、、、。
 冒頭の高速道路の歌とダンスシーンには驚かされる。ほとんどワンカットに見えて、どこでつなぎ合わせたんだろうと。ここで観客の心を鷲づかみにして、あとはあれよあれよ、、、。
 中盤はぐっと二人の心の揺れを丁寧に描き、ドラマとしても見事なもんである。
 惜しむらくは、脇がいない、というか助演がいないということ。脇役が活躍するような展開であれば、この作品、奥行きが広がり、傑作の仲間入りできたのに、残念、、、。

 ともあれお薦めです。

2017年2月24日(金)鑑賞。
      キャスト
ライアン・ゴズリング     セバスチャン・ワイルダー
エマ・ストーン        ミア・ドーラン
キャリー・ヘルナンデス    トレイシー(ミアのルームメイト)
ジェシカ・ローゼンバーグ   アレクシス(ミアのルームメイト)
ソノヤ・ミズノ        ケイトリン(ミアのルームメイト)
ローズマリー・デウィット   ローラ(セバスチャンの姉)
ミーガン・フェイ       ミアの母親
J・K・シモンズ        ビル(レストランのオーナー)
フィン・ウィットロック    グレッグ(ミアの彼氏)
ジョシュ・ペンス       ジョシュ(グレッグの兄)
ジェイソン・フュークス    カルロ(ミアに執着する脚本家)
アンナ・チャゼル       サラ
ジョン・レジェンド      キース(バンドのリーダー)