ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『海は狂っている』(日活1959:古川卓巳)

 『海は狂っている』(日活1959:古川卓巳)を、国立映画アーカイブ(旧名称:フィルムセンター)長瀬記念ホール OZUにて見る。6月29日から始まった「逝ける映画人を偲んで2017ー2018」特集の1本。310円。初見。

 監督の古川卓巳と主人公の牧夫に扮した川地民夫を偲んで、、、。

川地民夫は横浜のヨットハーバーで、お客をヨットに乗せて湾内を周遊する仕事。ヨットレースに参加して優勝したことから、自分のヨットが欲しくなる。
冒頭のヨットレースが延々と20分以上ある。ここで何か事件が起きるかと思いきや、何も起こらず。二本柳寛の妻か愛人に扮した楠侑子がいわくありげな存在ながら、ただ出ているだけ。日本語が喋れないという設定なのか、ほとんどセリフなし。

太陽の季節』でも感じたが、古川卓巳の演出は
モタモタしていて、切れ味悪い。




88分。

2019年7月4日(木)鑑賞

   キャスト
川地民夫
清水まゆみ
南田洋子
二本柳寛
楠侑子
高野由美
西村晃
山崎雅美
武藤章
波多野憲
木浦佑三
高原駿雄