『十六歳の戦争』(サンオフィス1973-1976:松本俊夫)を、国立映画アーカイブ(旧名称:フィルムセンター)長瀬記念ホール OZUにて見る。6月29日から始まった「逝ける映画人を偲んで2017ー2018」特集の1本。『310円。再見。
難解だという理由でしばしお蔵入りしていた作品。公開直後に見たけど、面白くない。松本俊夫監督は、エンターテイメントの技術はなさそうである、と再確認したのだが、、、。
セリフ回しが演劇的だな、脚本の山田正弘は舞台脚本家かな、と思ったらテレビドラマ出身。映画デビューは、『炎と女』(1967:吉田喜重)。その後、『さらば夏の光』(1968:吉田喜重)、『エロス+虐殺』(1970:吉田喜重)、『煉獄エロイカ』(1970:吉田喜重)、『告白的女優論』(1971:吉田喜重)、とすべて吉田喜重監督との共作。
エンターテイメントとは、はるか遠い世界になってしまったのも納得である。
エンターテイメントとは、はるか遠い世界になってしまったのも納得である。
2019年7月28(日)鑑賞
スタッフ
監 督 松本 俊夫
製 作 山口 卓治
脚 本 山田 正弘
〃 松本 俊夫
撮 影 押切 隆世
美 術 大谷 和正
編 集 浦岡 敬一
音 楽 下田 逸郎
助監督 三輪 道彦
キャスト
秋吉久美子 埴科あずさ
下田 逸郎 有永甚
瑳峨三智子 埴科保子(あずさの母)
佐々木孝丸 埴科康三郎(あずさの父
ケーシー高峰 岡治芳男(あずさの叔父)
秋吉久美子 有永みずえ(1945年)
? 甚の恋人
? 埴科家の運転手