『三里塚 第二砦の人々』(小川プロ1971:小川紳介)を、国立映画アーカイブ(旧名称:フィルムセンター)長瀬記念ホール OZUにて見る。6月29日から始まった「逝ける映画人を偲んで2017ー2018」特集の1本。310円。初見。
撮影の田村正毅を偲んで、、、。
1971年2月22日より3週間の予定で、千葉県と空港公団は反対同盟用地6カ所に対して強制代執行を行なった。農民たちはこれに対し、6カ所の地点に穴を掘り砦を築いて戦った。
小川プロのスタッフは完全に反対同盟側に味方して行動を共にしている。だからこそ、反対農民たちも全くカメラを意識せず、激論を交わしたり、日常会話をしたり、表情も厳しい状況の中でも生き生きしている。
敵側の空港公団の臨時職員「日当2万円で全国からかき集めてきた」とクレジットがでる。1970年当時の2万円とはすごい。その臨時職員たるや、ヤクザくずれか、建設現場の手配師のような猛者ぞろい。その彼らが最前線に来て棒を振り回したり、罵声を浴びせつつ、反対農民たちを砦から強制撤去する。時には棒立ちしている機動隊員たちを自分の部下のように扱ったり、ヘルメットを小突いて「ほれ、おまえもやれよ」など、、。カメラの前でもそんな状況だから、見えないところではどんな行動をしていたのやら、、、。
小川プロのスタッフは完全に反対同盟側に味方して行動を共にしている。だからこそ、反対農民たちも全くカメラを意識せず、激論を交わしたり、日常会話をしたり、表情も厳しい状況の中でも生き生きしている。
敵側の空港公団の臨時職員「日当2万円で全国からかき集めてきた」とクレジットがでる。1970年当時の2万円とはすごい。その臨時職員たるや、ヤクザくずれか、建設現場の手配師のような猛者ぞろい。その彼らが最前線に来て棒を振り回したり、罵声を浴びせつつ、反対農民たちを砦から強制撤去する。時には棒立ちしている機動隊員たちを自分の部下のように扱ったり、ヘルメットを小突いて「ほれ、おまえもやれよ」など、、。カメラの前でもそんな状況だから、見えないところではどんな行動をしていたのやら、、、。
140分、16mm、白黒。
2019年8月13日(火)鑑賞
スタッフ
監 督 小川 紳介
企 画
〃
脚 本
〃
撮 影 田村 正毅
美 術
音 楽
録 音
照 明
編 集
助監督
スチール
キャスト