『タロウのバカ』(2019:大森立嗣)をテアトル新宿にて見る。1200円。
戸籍がなく一度も学校に行ったことがない14~15歳のタロウ。彼の遊び仲間である高校生のエージとスギオ。3人がヤクザの吉岡を襲って奪ったバックに拳銃を発見。そこからお話が転がっていき、、、。
報復もお構いなく、過激な暴力へと突っ走る3人。
映画人やら著名人が、かなり高評価のコメントを寄せている。ただその中身は、作品の中身を理解して絶賛しているわけではない。
何を訴えたいのか、私はほとんど理解できない。また過激な暴力行為も納得できない。それでもものすごい熱気は感じられる。それだけが評価できる点かな、、、。
若い女性客が多く、出演者のパネルをバックに記念写真を撮る姿が見られた。多分、菅田将暉のファンだろうが、その彼女たちがこの暴力満載の作品を批判なく受け入れたりすると、、、。暴力への慣れが恐ろしい。やがて、幼児虐待、黙認へとつながっていくのではないかな、、、。
9月7日(土)鑑賞。
スタッフ
監 督 大森 立嗣
脚 本 大森 立嗣
編 集 大森 立嗣
音 楽 大友 良英
撮 影
キャスト
YOSHI タロウ
菅田 将暉 エージ
仲野 太賀 スギオ
奥野 瑛太 吉岡
豊田エリー 恵子(タロウの母親)
植田 紗々 洋子(スギオの好きな高校生)
國村 隼 小田(死体処理後に殺される)
角谷 藍子(すみや あいこ) ダウン症
門矢 勇生 ダウン症
荒巻 全紀 吉岡の相棒
ACE 吉岡の仲間
葵揚 吉岡の仲間
水澤 紳吾 自転車の男
池内 万作 エージが所属していた柔道部の顧問
伊達 諒 エージの兄
中島 朋人 洋子がウリする客
大谷 麻衣 自転車で帰宅途中にスギオに襲われる
播田 美保 タロウにバックをひったくられる
水上 竜士 スギオの父親
小林 千里 公園のベンチでタロウに絡まれる
原沢 侑高 学校の廊下でエージにボコボコにされる
伊藤 佳範 3人に襲われる男
大駱駝艦