仙台松竹で『祇園祭』(松竹映配1968：山内鉄也)と『スクラップ集団』(松竹1968：田坂具隆)を見る。
『祇園祭』は中村錦之助が東映を辞めて、日本映画復興協会を立ち上げ３年ぶりの映画出演。東京では松竹映配の配給で１本立てロードショー。仙台では『スクラップ集団』との２本立て。168分と106分の合計５時間近く。
中村錦之助、三船敏郎、岩下志麻、田村高廣、小沢栄太郎、志村喬、田中邦衛、佐藤オリエらが出ていて、ゲストとして北大路欣也、美空ひばり、渥美清、高倉健らが出演して、単純に、すごいオールスターキャストだと、感動。でも、作品内容は、チャンバラもなければ、祇園祭への盛り上がりもイマイチ、、、。
あとで、この製作過程のゴタゴタ(監督・伊藤大輔でスタートしたのに、途中降板やら、、、)顛末記をキネ旬で連載したのを読むと、なるほどと納得。
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