『僕と彼女とラリーと』(2021:塚本連平)を、池袋シネマ・ロサ スクリーン1にて見る。1100円。
東京でアルバイトをしながら役者を目指していた北村大河。父親の急逝により、故郷・愛知県豊田市の自動車整備ガレージ「北村ワークス」を引き継ぎ再建を目指すお話。
家庭を長いこと留守にしていた父親との葛藤、幼なじみとのかつての淡い恋から地に足のついた恋愛への発展、そして自分の生きるべき道をみつけるまでを、森崎ウィンが好演。相手役の深川麻衣もシングルマザーとしての生活感を出しつつも、時おり見せる笑みを最大限に生かして魅力的に演じていた。
自分の主宰する会社の制作だからゲスト出演かと思った竹内力。しっかりと7人のチームメンバーに入っていて大活躍。役作りだと思うが、いつもの精悍なマッチョ体型からアル中気味のダブダブ肥満に変身していた。
テレビドラマデビューから20数年、映画デビューが2004年の塚本連平監督。派手さはないが、この作品の主人公たちのように、しっかりと地に足のついた仕事ぶりで、着実にステップアップしているようである。
10月2日(土)鑑賞
スタッフ
監 督 塚本 連平
脚 本 塚本 連平
主題歌 加藤ミリヤ 「JOYRIDE」
配給:イオンエンターテイメント=スターキャット
制作:RIKIプロジェクト
製作:『僕と彼女とラリーと』製作委員会
キャスト
森崎ウィン 北村大河(役者を目指している29歳)
深川 麻衣 上地美帆(大河の幼馴染、地元のTV局で働くシングルマザー29歳)
西村まさ彦 北村登志雄(大河の父親62歳、ガレージ「北村ワークス」を営む)
竹内 力 宮本武蔵(登志雄と共にラリーを目指した盟友で弁護士62歳)
佐藤 隆太 北村宏之(大河の兄でエリート銀行員)
田中 俊介 水野一秀(「北村ワークス」の従業員、元ヤンキー)
小林きな子 長谷川浩美(「北村ワークス」の従業員、コミュニケーション障害を持つ)
有福 正志 中条信介(「北村ワークス」の従業員、熟練整備士)
小林 涼子 北村麻由(宏之の妻)
よしこ(ガンバレルーヤ) 山下恵(美帆の会社の上司)
佐藤 一和 上地敢太(美帆の息子)
大島 蓉子 加藤光江(北村佳子の妹)
赤間麻里子 北村佳子(大河の母親)
大久保 運 逸美(鹿児島在住のクラシックカー所持者)
酒井 貴浩 美紀也(大河の役者仲間で居候)
安住啓太郎 谷山(大河の所属事務所のマネージャー)
五島 百花 山本由紀(?)
湊 祐 北村陸斗(宏之の息子)
中西 縁 北村大河(幼少期)
上田 一颯 北村宏之(幼少期)
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