ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『この父に罪ありや[『真実一路』改題短縮版]』(1937:田坂具隆)



 『この父に罪ありや[『真実一路』改題短縮版]』(日活多摩川1937:田坂具隆)を、国立映画アーカイブにて見る。5月3日から始まった「発掘された映画たち2022」の1本。420円。
 「生誕120年記念 田坂具隆プログラム(計82分)」のプログラムで、
『更生[短縮版]』(日活大将軍1927:田坂具隆)※10分・35mm・18fps・無声・白黒、
『この父に罪ありや[『真実一路』改題短縮版]』(日活多摩川1937:田坂具隆)※50分・35mm・白黒、
『ぼくらのゆめ』(ぎんのすず兒童映画協会1950:田坂具隆、クラタ・フミンド)※22分・35mm・白黒、
以上3本を見たわけである。
 現存してないと言われていた『真実一路』2部作(3時間弱)の内、主に「第一部 父の巻」50分を見ることができただけでも、幸せの一言。島耕二の息子・片山明彦のデビュー作でもあるが、それよりも姉に扮した花柳小菊が素晴らしい。16歳になったばかりの子が、結婚目前で破談になってしまう20歳の娘を繊細かつ堂々と演じていて、感動そのもの。
 雨が最初から最後までザーザー降りまくっている最悪のプリント原版ではあっても、彼女の意志の強さには心うたれ、かつ涙を誘われてしまった。花柳小菊の最高傑作である。
2022年5月4日(水)鑑賞

    スタッフ
監 督    田坂 具隆
原 作    山本 有三
脚 色    荒牧 芳郎
撮 影    伊佐山三郎
美 術    松山  崇
音 楽    中川 栄三
録 音    沖村元子郎

    キャスト
小杉  勇   守川恭平
花柳 小菊   守川志津子
片山 明彦   守川義夫
瀧花 久子   守川睦子
島  耕二   素香(睦子の弟)
津村  博   隅田恭輔(睦子の同棲相手)
井染 四郎   矢津先生(義夫の担任)
笠原 恒彦   大越(志津子の婚約者)
戸田 春子   須貝の母
山本 嘉一   教育家


にほんブログ村ランキングに参加しています。
下記 ↓ のバナーをクリックしてください。
ブログのランキングが表示されたら、下部の「ぴくちゃあ」ロゴを再度クリックしてください。
ランキングアップに協力お願いします。

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログ 日本映画(邦画)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログ 映画監督・映画俳優へ
にほんブログ村