『關東大震大火實況[神龍寺版/文部省管理換版]』(文部省社會教育課1923:撮影・東京シネマ商會)を、国立映画アーカイブ長瀬記念ホールOZUにて見る。5月3日から始まった「発掘された映画たち2022」の1本。420円。
『關東大震大火實況[神龍寺版/文部省管理換版]』(63分・DCP・無声・白黒)
1923年文部省社會教育課
撮影 東京シネマ商會
『關東大震大火實況』は、文部省が震災復興に向けて国民の団結を求める精神作興を目的として製作した長篇記録映画。神龍寺旧蔵35mm可燃性プリント(3巻目欠落)の4Kスキャンデータを主素材として、従来上映してきた文部省管理換版の35mm不燃性インターネガで欠落部分を補い、4K・DCPを作製した。
ということだそうです。
関東大震災の記録映像をこんなに長い時間見たのは初めて。皇居前広場にテントを張り巡らして、避難民を住まわせてる風景。東京市内の被害状況を馬で視察する大正天皇の摂政だった皇太子裕仁(後の昭和天皇)。皇族女子たちの裁縫(被災した人たちへの衣類提供)姿。などなど。
それにしても、皇居がほとんど被害がなかった(外見上は)のは、地盤がしっかりしていたところを選んで江戸城を作ったためなのか。
反面、横浜中心街はめちゃくちゃ。建物倒壊という点では、東京よりも被害が大きかったのかな、、、。
2022年5月17日(火)鑑賞
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