ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

「アジアの曙 第一話」(1964:大島渚)




以上、『アジアの曙 第一話』(1964:大島渚)より


 「アジアの曙 第一話」(1964:大島渚)を、国立映画アーカイブ小ホールにて見る。4月11日(火)から始まった「没後10年 映画監督 大島渚」の1本。310円。同時上映『ユンボギの日記』。

アジアの曙 第一話(53分・16mm・白黒)
 1962年からテレビドキュメンタリーや単発ドラマ等を手がけてきた大島の最初で最後の連続テレビドラマ。各局で打ち出された「男性路線」の中、「柔道一代」(1963:柴田吉太郎、他)に主演した御木本伸介を起用して、「夕日と拳銃」(1964:田坂勝彦)の後続番組として放映された。中国大陸での袁世凱独裁に抗う第二革命を題材として、革命に参加した唯一の日本人・中山峯太郎(御木本)を主人公に、革命軍の仲間たちの群像劇が展開される。第一話は明治末の日本を舞台に、陸軍士官学校で中山と友情を結んだ清国留学生の李烈鈞(佐藤)が、辛亥革命(第一革命)の勃発により帰国するまでを描く。
以上、国立映画アーカイブの解説より

 初見。
 士官学校での戦闘演習シーンが稚拙。位置関係がわからず、敵、味方の区別もあいまい。やはり松竹大船出身の監督はアクションシーンが苦手というのは大島渚にも当てはまってしまった。
 主人公が何ゆえに、中国革命の仲間に入るのか、イマイチよくわからない。
 士官学校に清国からの留学生が入っていたとは、初めて知った。それも下等民族扱いを受けていたとは、、。
2023年5月13日(土)鑑賞

       スタッフ
監 督        大島  渚
プロデューサー    中島 正幸
 〃         島村 達芳
原 作        山中峯太郎「実録・アジアの曙」
脚 本        佐々木 守
 〃         田村  孟
撮 影        菱田  誠
音 楽        司  一郎
美 術        今 保太郎
 〃         小島 初雄
照 明        久米 成男
編 集        浅井  弘
助監督        片桐 直樹
プロデューサー補   山口 卓治
解 説        加藤  武

製作:創造社、国際放映、TBS
提供:日野自動車第一製薬
1964年12月9日(水)21:30~22:30放映
上映時間:53分
モノクロ/スタンダード/16mm

       キャスト
御木本伸介      中山峯太郎
佐藤  慶      李烈鈞
戸浦 六宏      周育賢
松本 典子      佐伯幸子(周育賢の恋人)
立川さゆり      令鈴(李烈鈞の妹)
小山 明子      榊原康子
加藤  嘉      孫文
久米  明      井戸川少佐(士官学校支那語班)
三津田 健      寺内正毅(陸軍大臣)
平田  守      伊瀬知(士官学校の同期、長州出身)
  ?        士官学校の同期、薩摩出身

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