以上、「アジアの曙 第六話」(1965:大島渚)より
「アジアの曙 第六話」(1965:大島渚)を、国立映画アーカイブ小ホールにて見る。4月11日(火)から始まった「没後10年 映画監督 大島渚」の1本。310円。同時上映「アジアの曙 第七話」。
アジアの曙 第六話(58分・16mm・白黒)
前線で戦う令鈴たちは劉親子の復帰を願うが、すでに袁世凱軍の捕虜になっており、中山たちはかろうじて劉の母を救出する。李が財閥から資金を工面し、田応詔(椎原)が敵の二個師団を買収する。しかし、買収が間に合わず、戦闘が始まり劉の死を知った母は、哀しみのあまり我を忘れて突撃する。ついに買収は成功して革命軍が勝利を収める。一方、南京に着いた康子は八田の出迎えを受ける。
以上、国立映画アーカイブの解説より
初見。
捕虜となった劉親子救出作戦を行ったが、母親のみの救出。再度の休戦提案を蹴って、突撃。母親は殺された息子の遺体を見て、がむしゃらに敵陣に突入して、銃弾の嵐に倒れる。一方、康子を助けてくれた袁世凱軍内部の革命同志も、兵士たちに射殺されてしまう。
敵の2個師団の買収に成功した李烈鈞、中山たちは一路、南昌へ進軍。つづく。
2023年5月21日(日)鑑賞
スタッフ
監 督 大島 渚
プロデューサー 中島 正幸
〃 島村 達芳
原 作 山中峯太郎「実録・アジアの曙」
脚 本 佐々木 守
〃 田村 孟
撮 影 菱田 誠
音 楽 司 一郎
美 術 今 保太郎
〃 小島 初雄
照 明 久米 成男
編 集 浅井 弘
助監督 片桐 直樹
プロデューサー補 山口 卓治
解 説 加藤 武
製作:創造社=国際放映=TBS
1965年1月13日(水)21:30~22:30放映
上映時間:58分
モノクロ/スタンダード/16mm
キャスト
御木本伸介 中山峯太郎
小山 明子 中山康子(妻)
佐藤 慶 李烈鈞
立川さゆり 令鈴(李烈鈞の妹)
椎原 邦彦 田応詔
小松 方正 何子奇(湖口要塞の将軍)
芳村 真理 郁栄(革命軍)
市川 好郎 黒炎児(革命軍)
柳生 博 劉世訓(劉師団長)
加藤 治子 劉菊芳(劉世訓の母親)
日恵野 晃 斉藤竜雄(新聞記者)
佐野 浅夫 八田徳兵衛(日本人の顔役)
陶 隆 袁世凱軍の小隊長
? 袁世凱軍の小隊長の上官(康子を助ける)
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