以上、『Lie lie Lie』(1997:中原俊)より
『Lie lie Lie』(1997:中原俊)を、神保町シアターにて見る。1200円。
封切り当時に見逃していて、神保町シアターの「忘れられない90年代映画たち」特集で、2024.07.13~07.19の上映期間中に2度も行って満席完売で入れず。
今回、同じ神保町シアターでの「映画で愉しむ 私たちの偏愛文学」特集での1本でやっと見ることができた。
豊川悦司、佐藤浩市、鈴木保奈美の人気者が揃ったというのに、うまくかみ合っていない。
前半は詐欺師・豊川悦司の一人語り、後半やっと出てきた出版編集者・鈴木保奈美が加わっての出版詐欺。大成功するが、爽快感がまるっきり感じられない。
脇役的扱いの佐藤浩市が鈴木保奈美への愛の告白、抱擁。とってつけたようなラストにあ然、、、。
公開当時、大コケしたのも納得。
それにしても、東映作品はどうして画質が暗いのだろうか。豊川悦司の最初の登場シーン、真っ黒クロスケで、声のみで本人とやっと確認するありさまだった。
2024年9月24日(火)鑑賞
スタッフ
監 督 中原 俊
脚 本 伊丹 あき
〃 猿渡 學(中原俊、笹岡幸三郎、成田尚哉の共同ペンネーム)
原 作 中島 らも「永遠も半ばを過ぎて」
エクゼクティブ・プロデューサー
河井 真也
製作総括 岡田 祐介(=裕介?)
製作統括 田中 迪
プロデューサー 笹岡幸三郎
〃 一瀬 隆重
撮 影 藤澤 順一
美 術 稲垣 尚夫
音 楽 吉俣 良
音楽プロデューサー 長岡 和弘
主題歌 Bonnie Pink
録 音 小野寺 修
照 明 長田 達也
編 集 冨田 功
衣装デザイン 宮本まさ江
アソシエイト・プロデューサー
藤倉 博
〃 石原 真
助監督 原 正弘
スクリプター 樽角みほり
スチール 中原 一彦
公開年月日:1997.10.04
上映時間:123分
カラー/ビスタ/35mm
製作会社:東映=ポニーキャニオン=博報堂作品
(企画*ボノボ=アルファエージェンシー
/特別協力*ホリプロ=テアトル・ド・ポッシュ
/製作プロダクション*オメガ・プロジェクト)
配給:東映
キャスト
佐藤 浩市 波多野善二(電算写植オペレーター)
豊川 悦司 相川真(詐欺師)
鈴木保奈美 宇井美咲(出版編集者)
河合みわこ 千頭キキ(ヤクザ親分の娘)
中村 梅雀 三谷(印刷会社の若社長)
本田博太郎 海渡次長(宇井の上司)
上田 耕一 よっちゃん(相川の仲間)
麿 赤兒 田(ヤクザ・千頭組の幹部)
松村 達雄 平沢盛一郎(文芸評論家)
三條 美紀 平沢夫人
田口 浩正 大手銀行員
佐藤 正宏 大黒屋(転売屋)
大河内 浩 家電販売店
久保 晶 酒屋店主
でんでん 酒屋の客
神足 裕司 パーティ客
田口トモロヲ パーティ客
山本 龍二 パーティ客
有園 芳記 パーティ会場のボーイ
依田 英助
不破 万作 医師会理事
筒井真理子 テレビ司会者のアシスタント
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