以上、『港に灯がともる』(2025:安達もじり)より
『港に灯がともる』(2025:安達もじり)を、第37回東京国際映画祭「Nippon Cinema Now」TOHOシネマズ日比谷スクリーン12にて見る。2000円。
「阪神・淡路大震災の年に、在日コリアン3世として生を受けた灯の成長と葛藤を描く。神戸に暮らす人々への膨大な取材を基にオリジナルで紡いだ、アフター震災ストーリー。」
以上の解説を読みもせず、富田望生主演という予備知識のみで臨んだ。のっけから富田望生のアップで、絞り出すようなうめき声まじりで語っている姿。カメラ外からの質問女性に答えるその悲痛なる様子。何を訴えているのか、よくわからず、感情移入するというよりも、見ている側としては思わずひいてしまう。
カメラが引くと、精神科医と面談しているという状況が分かる。そこから遡って、灯の心が壊れる前の状態から話が展開する。そこでやっと、筋道がわかってくる。でも、後の祭り。導入部で引いてしまった私の心は、主人公に寄り添うことも理解もままならず、中途半端なままに見終わってしまった。
残念無念。
2024年11月2日(土)鑑賞
スタッフ
監 督 安達もじり
脚 本 安達もじり
〃 川島 天見
エグゼクティブ・プロデューサー
大角 正
プロデューサー 城谷 厚司
〃 堀之内礼二郎
〃 安成 洋
撮 影 関 照男
美 術 石村 嘉孝
美術プロデューサー 坂口 大吾
装 飾 田村 正之
持道具 荒木 功
音 楽 世武 裕子
録音・整音 高木 創
音響効果 荒川きよし
照 明 大西 弘憲
編 集 安澤 優弥
衣 装 横山 智和
ヘアメイク 野村 雅美
アソシエイト・プロデューサー
京田 光広
〃 坪内 孝典
制作担当 姜 勇気
監督補 松岡 一史
記 録 木本 裕美
写 真 平野 愛
取 材 京田 光広
公開年月日:2025.01.17
上映時間:119分
カラー/シネスコ/DCP
製作会社:ミナトスタジオ
配給:太秦
キャスト
富田 望生 金子灯
麻生 祐未 金子栄美子(灯の母親)
甲本 雅裕 金子一雄(灯の父親)
伊藤万理華 金子美悠(灯の姉)
青木 柚 金子滉一(灯の弟)
山之内すず 綾部寿美花(灯の親友)
中川わさ美 桃生紀枝(灯が働く設計事務所の先輩)
MC NAM グエン・ヴァン・ フォン(長田を愛する在日ベトナム人)
田村健太郎 林洋太(灯と同じクリニックに通う)
土村 芳 平良夕(長田・丸五市場にあるそば焼き屋の主人)
渡辺真起子 富川和泉(灯を治療する精神科医)
山中 崇 青山勝智(丸五市場の再興を目指す設計士)
↓ にほんブログ村ランキングに参加しています。
下記 ↓ のバナーをクリックしてください。
ブログのランキングが表示されたら、下部の「ぴくちゃあ」ロゴを再度クリックしてください。
ランキングアップに協力お願いします。