








『腰辨頑張れ』(松竹蒲田1931:成瀬巳喜男)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。4月8日(火)から始まった「撮影監督 三浦光雄」特集の1本。310円。
腰辨頑張れ(38分 18fps・35mm・無声・白黒)
1930年にデビューした成瀬巳喜男の監督第8作にして、現存する最古の作品。しがない保険勧誘員を主人公にしたナンセンス喜劇でありながら、成瀬の現実への冷徹な目線が冴えている。幾何学的に画面を分割する過剰なモンタージュや、画をネガ像に反転させる実験的演出で三浦の技巧が存分に発揮されている。
(以上、国立映画アーカイブの解説より)
併映『嬉しい娘』(日活京都1934:千葉泰樹)
再見。
日曜日の朝、喧嘩で額に傷を負って帰ってきた進。それを見て喧嘩相手の親に抗議しようとする父親の岡部。そこへ、相手の母親が乗り込んでくる。連れてきた子どもの顔は傷だらけ。喧嘩の原因の模型飛行機はボロボロになっている。自分の息子に非があることを察した岡部は、家の裏に隠れてしまう。相手の母親に抗議と嫌味を言われる妻。そのうっぷんを戸田にぶつける妻。その描写がユーモアたっぷりでありながら、シリアスでもある。その冒頭シーンで、岡部家の経済状態、生活ぶりが表わしている、なかなかの演出手腕である。
妻役の浪花友子(1909.02.13~?)は、1926年に松竹蒲田撮影所入社。1933年に斎藤寅次郎監督と結婚。
女中役の光川京子(1918.01.30~?)は、1931年に松竹蒲田撮影所入社、『腰辨頑張れ』の時は13歳。1938年に俳優・本郷秀雄と結婚。
2025年4月12日(土)鑑賞
スタッフ
監督・脚本・原作 成瀬巳喜男
撮 影 三浦 光男
助監督 秋元 憲
公開年月日:1931.08.08
上映時間:38分(3巻)
無声/モノクロ/スタンダード/35mm
製作会社:松竹キネマ(蒲田撮影所)
配給:松竹
キャスト
山口 勇 岡部(保険勧誘員)
浪花 友子 岡部の妻
加藤 精一 岡部の息子・進
明山 静江 戸田家の妻
菅原 秀雄 その子供(二男)
飯島善太郎 その子供(長男)
葉山 正雄 その子供(三男)
? その子供(長女)
? その子供(二女)
光川 京子 戸田家の女中
関 時男 保険勧誘員・中村
西村 青児 医者
? 看護婦
? 進の喧嘩相手
? その母親
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