ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『婦系圖 総集篇』(東宝1942:マキノ正博)




 『婦系圖 総集篇』(東宝1942:マキノ正博)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。4月8日(火)から始まった「撮影監督 三浦光雄」特集の1本。310円。

婦系圖 総集篇(108分 35mm・白黒)
泉鏡花原作のあまりにも有名な悲恋物語山田五十鈴(お蔦)、長谷川一夫(主税)コンビにより2度目の映画化となったマキノ版では時局柄、情報局から製作に物言いがつき、主税が爆薬研究者という設定に変更された。初公開時は正篇101分、続篇83分の2部作。現在上映可能なフィルムはマキノ自身によって戦後再編集された108分の総集篇だが、月明かりでの湯島天神、新橋駅の別れ、お蔦の幽霊場面など、三浦ならではの階調設計が最大限に発揮された名場面が次から次へと登場する。
(以上、国立映画アーカイブの解説より)

 再見。
 山田五十鈴に髪を結ってもらう高峰秀子。お腹を痛めたわが子に初めて会う三益愛子。それを見る沢村貞子三益愛子沢村貞子山田五十鈴、三人の目のやり取り。芸達者な女優たちの演技もさることながら、それを艶やかに演出したマキノ正博にしびれる名場面である。このシーンでも涙、ラストシーンでも涙。若い頃に見た時とは違った意味で堪能した作品となった。満足、満足、満足。
2025年4月15日(火)鑑賞

       スタッフ
監 督        マキノ正博
脚 本        小国 英雄
原 作        泉  鏡花
製 作        伊藤 基彦
 〃         氷室 徹平
撮 影        三浦 光雄
美 術        久保 一雄
音 楽        鈴木 静一
演 奏        東宝映画管絃樂團
校 閲        久保田万太郎
録 音        安惠 重遠
照 明        西川 鶴三
編 集        畑  房雄
現 像        西川 悦二
演出助手       本木莊二郎
化学指導       西澤勇志知
公開年月日:1942.06.11(正篇)、1942.07.16(続篇)
上映時間:正篇101分、続篇83分
モノクロ/スタンダード/35mm
製作会社:東宝映画
配給:(社)映画配給社

       キャスト
長谷川一夫      早瀬主税
山田五十鈴      お蔦
高峰 秀子      妙子(酒井の娘)
古川 緑波      酒井俊
村瀬 幸子      酒井の妻
山本礼三郎      めの惣(お増の夫)
進藤英太郎      坂田
菅井 一郎      河野
小杉 義男      稲坂(酒井の親友)
瀧口新太郎      万太(主税の昔の弟分)
三谷 幸子      仕込みッ子
山根 寿子      芸者綱次
田中 筆子      女中お源(お蔦の)
沢村 貞子      髪結お増(めの惣の妻)
三益 愛子      芸者小芳(酒井の昔の愛人)

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