


『わかれ雲』(スタヂオ・エイト・プロ=新東宝1951:五所平之助)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。4月8日(火)から始まった「撮影監督 三浦光雄」特集の1本。310円。
わかれ雲(96分 35mm・白黒)
東宝争議後に五所が中心となって設立した独立プロ、スタヂオ・エイト・プロダクションの第1回作品。旅先の小淵沢で病に臥せった女子大生(沢村)が、人々のやさしさに触れて心身ともに回復してゆくという抒情的ドラマ。オールロケーションで撮影された広大な山や空、風に揺れる木々や木漏れ日などを見事に取り込んだ三浦による豊かな風景表現が、女学生の心理的変化の機微を際立たせている。可燃性オリジナルネガから作製した画質の良好なプリントを上映。
(以上、国立映画アーカイブの解説より)
再々々々見。
1972年10月9日(月)、フィルムセンター「新収蔵映画の上映」特集にて初めて見て、それ以降何度となく見ている。
母親が6歳の時、亡くなり、13歳の時に父親が再婚。それから義理の母親とはうまくいってない女子大生。仲間と長野に研修旅行に来たもの、小淵沢で病に倒れる。安宿の女中さんが優しく介抱してくれて、身体も心も前向きに立ち直っていく。その描写が五所平之助の細やかな演出でしみじみと効いてくる。
女中さんを演じた川崎弘子の生涯にわたっての代表作といっていいだろう。
大好きな作品です。
2025年4月18日(金)鑑賞
スタッフ
監 督 五所平之助
脚 本 舘岡謙之助
〃 田中 澄江
〃 五所平之助
製 作 平尾 郁次
〃 波根 康正
〃 内山 義重
撮 影 三浦 光雄
美 術 久保 一雄
照 明 石川 綠郎
録 音 長岡 憲治
音 楽 斉藤 一郎
監督補佐 長谷部慶治
製作主任 加島 誠哉
撮影助手 岩佐 一泉
〃 石山 德次
〃 日田 勇
〃 三谷 善衛
録音助手 須藤 安男
〃 古山 恒夫
〃 八木多木之助
照明助手 加藤 隆司
〃 大目 良雄
〃 石森 浩
〃 桑名 史郎
〃 萩原 隆
〃 周防正三郎
美術助手 清水喜代志
小道具 八木 正雄
編 集 長沢 嘉樹
編集助手 富沢 隆雄
〃 古屋 賢一
記 録 片山 全子
衣 裳 栗島 英二
結 髪 中條みどり
監督助手 堀江 英夫
〃 鷹森 立一
スチール 秋山庄太郎
製作亊務 阿倍 徹郎
〃 内山 幹夫
進行担当 角田 卓郎
現 像 寺山貞太郎
焼 付 阿部鉉太郎
協 力 株式会社東京錄音
〃 茂原研究所
公開年月日:1951.11.23
上映時間:101分(10巻 2,767m)
モノクロ/スタンダード/35mm
製作会社:スタヂオエイトプロ=新東宝
配給:新東宝
※公開時の資料は101分だが、国立映画アーカイブ所蔵のプリントは96分。5分短いようだ。
キャスト
沢村契恵子 藤村眞砂子
川崎 弘子 女中・おせん
沼田 曜一 南猛(診療所の医師)
三津田 健 藤村良平(眞砂子の父親)
福田 妙子 藤村玉枝(眞砂子の母親)
大塚 道子 澤タミ子(女子大生)
岩崎加根子 山下茂子(女子大生)
宮崎 恭子 仲田久子(女子大生)
関 弘子 三木芳子(女子大生)
中村 是好 山田屋の主人(木賃宿)
岡村 文子 おとき(山田屋の女将)
倉田マユミ とし枝(おときの娘)
谷間小百合 女中・お清
稲葉 義男 山の分教場の先生
深見 恭三 町の実力者(とし枝とバレエ先生の温泉旅行に同行)
柳谷 寛 写真屋
小峰千代子
田中 筆子 旅館の女中、祈祷のまね事をする
塩谷 益義
加島 春美
石島房太郎
協力出演
俳優座
文学座
第一協団
日本綜合藝術社
藝苑プロ
東京映画演技者集団
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