『ぶぶ漬けどうどす』(2025:冨永昌敬)を、シネスイッチ銀座スクリーン2にて見る。1200円。
京都の老舗扇子店の長男と結婚したフリーライターの澁澤まどか。老舗の暮らしぶりを相方の漫画家・安西莉子と共にコミックエッセイにしようと、街の女将さんたちの取材を始めるが、「本音と建前」を使い分ける京都の文化を知らず、女将さんたちを怒らせてしまう、、、、。
クスッと笑える、それだけ。何を描こうとしているのか。京都の老舗がつぶれてマンションに建て替えられている現状を憂えているのか。「本音と建前」のからくりを深掘りしているのか。女将さんたちの怒りはいつの間にか収まり、SNSで誹謗中傷された不動産屋の怒り心頭ぶりをあっさり収束させたり、全てにおいて中途半端。
ラスト、義理の父親がネットで不動産屋への殺害予告の件で警察に捕まるエピソード。笑うに笑えないお話で、まるっきり必要ない。
残念な作品だった。
2025年6月10日(火)鑑賞
スタッフ
監 督 冨永 昌敬
脚 本 アサダアツシ
エグゼクティブ・プロデューサー
松岡 雄浩
〃 西澤 彰弘
プロデュース 福嶋更一郎
企 画 アサダアツシ
〃 福嶋更一郎
製 作 清水 伸司
〃 太田 和宏
〃 勝股 英夫
〃 小林栄太朗
〃 佐藤 央
プロデューサー 石川 真吾
〃 横山 蘭平
撮 影 蔦井 孝洋
美 術 福島奈央花
装 飾 遠藤 善人
音 楽 高良久美子
〃 芳垣 安洋
録 音 山本タカアキ
照 明 石田 健司
編 集 堀切 基和
スタイリスト 小磯 和代
ヘアメイクデザイン 西村佳苗子
アソシエイト・プロデューサー
三好 保洋
協力プロデューサー 荒木 孝眞
ライン・プロデューサー
柄本かのこ
制作担当 福島 伸司
助監督 中薗 大雅
宣伝プロデューサー 山根 匡子
公開年月日:2025.06.06
上映時間:96分
カラー/シネスコ/DCP
製作会社:「ぶぶ漬けどうどす」製作委員会
(メ~テレ=東京テアトル=エイベックス・ピクチャーズ=テンカラット=ワンダーストラック)
(製作幹事:メ~テレ=東京テアトル
/制作:東京テアトル
/制作プロダクション:さざなみ)
配給:東京テアトル
キャスト
深川 麻衣 澁澤まどか(真理央の妻)
小野寺ずる 安西莉子(マンガ家)
片岡 礼子 竹田梓(老舗料亭「おたけ」の女将)
大友 律 澁澤真理央(澁澤家の長男)
若葉 竜也 中村航(京都美術大学教授)
山下 知子 江田千恵美(築100年の銭湯をリフォームしたカフェの店長)
森 レイ子 松原伽耶子(京菓子「松原」の8代目女将)
幸野 紘子 田中美園(洛中の店の女将)
守屋 えみ 舟木貴和(代々京都在住の女将)
尾本 貴史
遠藤 隆太
豊原 功補 上田太郎(不動産・建設業社長)
松尾 貴史 澁澤達雄(「澁澤扇舗」の13代目)
室井 滋 澁澤環(老舗扇子店「澁澤扇舗」の13代目女将)
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