





国立映画アーカイブで開催されている「映画監督是枝裕和」特集、6月16日(火)14:45『DISTANCE』(2001)上映後のトークイベント。是枝裕和監督、井浦新さん、山崎裕撮影監督の登壇。
ネット予約状況では、あっという間に完売かと思いきや、いくつか空席が目立ち、290人ぐらいかな。それでも前席はズラリと女性客ばっかり。いままで国立映画アーカイブではついぞ見かけない人たちばっかり。この方たちが毎日来てくれたら、連日大盛況間違いなしなのに、、、、。
井浦新さんは、寡黙な方かと思いきや、よくしゃべってくれた。饒舌というタイプではないが、ことばを選んで、かなり深く考えながら語っていた。
撮影は脚本がなく、自分の人物設定だけのメモ書きだけ渡され、自分の感性だけで演じ喋るという現場。しかも相手4人の人物設定はまるっきり知らされず、ぶっつけ本番、相手が何を仕掛けてくるか、緊張しながらも面白い撮影現場だったとのこと。
『ワンダフルライフ』(1999)『DISTANCE』そして青山真治監督の『シェイディーグローブ SHADY GROVE』(1999)と感性のまま出演していたので、『ピンポン』(2002:曽利文彦)の現場はかなり戸惑った。先ずは、セリフを覚えなければいけないという試練。さらに録音部に囲まれて「もっと声を出せ!張りのある声を出せ」と怒鳴られたとか、、、、。
是枝裕和さんは、あちこちでしゃべりなれているし、大学で講義経験もあるせいか、井浦新さんに多くを語らせるように仕向けていたような感じ。山崎裕さんは今回はリラックスして、是枝裕和さんよりもよくしゃべっていた。
井浦新さんは『ワンダフルライフ』『DISTANCE』という撮影現場を経験したおかげで、いままで俳優を続けられている、しみじみ語っていた。
とまあ、質疑応答も含めての70分間、充実したひと時でした。
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