『行け!男子高校演劇部』(2011:英勉)を、ヒューマントラストシネマ渋谷シアター1にて見る。前売り券1000円(300円割引)、パンフレット600円。
おもしろい!! ものすごくおもしろい!
今年、演劇を主題にした快作をこれで3本も見たことになる。
1本目は、『少女たちの羅針盤』(2011:長崎俊一)。少女たちがコンクールで見せる舞台、なんと完璧に完成された芝居であることか!その劇中劇だけで、1本の作品を見た気分になってしまった。
2本目は、『大鹿村騒動記』(2011:阪本順治)。60前後の熟年たちが嬉々として舞台で飛び跳ねるその遊びごころに演劇の原点を見る思いであった。
そして、この『行け!男子高校演劇部』である。再度言う。バカバカしいくらいにおもしろい。あの舞台を考え付いた脚本の池田鉄洋、あんたは天才だ!!
豪徳寺女学園演劇部顧問・金子(千葉雅子)が叫ぶ。「演劇に対する冒とくです!」
そう、確かにそんな一面はあるかもしれない。でも、まずは自分たち演じるものが楽しまなくっちゃ。そして、結果として見る側からもおもしろければ、いいんじゃないのかな。
演劇がちょっと苦手という方にも、お薦めの作品です。
そして、この作品、ビックな俳優が二人も出ている。一人は実名で出ているので誰でもわかる。もう一人は、似たような人がいるなあ、と思っていたら、最後に笑った瞬間に「え、なんで?」とわかった。エンドクレジットにも小さく出るけど、もちろんパンフレットにも何の解説もなし。まずはご覧あれ!
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