ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

残念無念、大杉漣さん



 大杉漣(おおすぎ れん、本名・大杉孝<おおすぎ たかし>
さんが、2月21日午前3時53分、急性心不全で亡くなられた。66歳。葬儀は親族で行い、後日お別れ会を開く予定。
 前日の20日テレビ東京の「バイプレイヤーズ」撮影後に腹痛を訴え、共演の松重豊さんがタクシーに付添って病院へ。そのまま帰らぬ人となってしまった。
 松重豊さん、遠藤憲一さん、田口トモロヲさん、光石研さんらの共演者と制作スタッフが最期をみとったとのこと。残念です。亡くなった本人が一番、残念無念でしょう。

 私が唯一お会いした時期は、『avec mon mari アベック モン マリ』(1999:大谷健太郎)の公開後、翌年だったかな。ニフティの日本映画街フォーラムでインタビューさせてもらった時。豊洲文化センターの会議室で行ったのですが、「この辺は、女房の実家があるところで、わりと親しみがあるんですよ」などと、素人同然の我々がインタビューしやすいように、話の糸口を作ってくれたり、サービス精神旺盛なすごく親しみやすい方でした。
 この至福の2時間は私の宝物です。

 大杉漣さんのご冥福をお祈りいたします。