ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

柄本明“語る 人生の贈りもの”

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 朝日新聞で俳優・柄本明“語る 人生の贈りもの”が9月10日から連載開始、全16回。
『ある船頭の話』(2019:オダギリジョー)が9月13日公開に合わせてのものか。11年ぶりの主演とのこと。主演は少ないけど、毎年数本前後の映画に出演。他にテレビドラマや自分の主宰する東京乾電池の舞台公演があり、と大活躍。
 最近の『火口のふたり』(2019:荒井晴彦)では、柄本佑の父親役で出演。電話の声のみでの会話で誰かな?と思っていたら、エンドクレジットで柄本明と判明。
 その柄本佑が事あるごとに語っているのが「我が家は、映画でしか会話が成立しない。父親と母親が常に映画について会話している。そこに仲間入りするには、映画を見ていないと参加できない。だから子どものころから映画を見まくった。」
 映画以外の父親・柄本明は無口。「よくあれだけしゃべらないでいられるもんだ」と不思議がっている息子・柄本佑
 その映画好きは、この新聞連載で判明。柄本明の父親・母親が映画好き「おやじとお袋が映画の話ばっかりするんです」
 小学生の頃は、東京都杉並区下井草に住んでいて、西武新宿線野方に二つ、沼袋に一つ、新井薬師前に二つ、逆方向には武蔵関映画があり、とすべて3番館とかで安かった、とのこと。

 この親にして、この子あり、ということで柄本明の両親、柄本明角替和枝柄本佑安藤サクラ、と三代も続いている映画家族です。