俳優の久米明(くめ あきら)さんが４月23日午前、心不全のため東京都内の病院で亡くなりました。96歳。東京都出身。
久米明さんは、NHK「鶴瓶の家族に乾杯」では1996年～2019年３月までナレーションを担当していました。
映画出演は少ないですが、私がリアルタイムで見た最初の作品は『初めての愛』(1972：森谷司郎)です。主人公・加藤悠一(岡田裕介)の父親・加藤耕作に扮して母親・加藤民子に扮したのは文野朋子でした。
『青春の蹉跌』(1974：神代辰巳)では大橋登美子(桃井かおり)を診察する産婦人科医に扮し、
『樺太1945年夏 氷雪の門』(1974：村山三男)では渡部(どんな役柄だったか失念)に扮し、
『動脈列島』(1975：増村保造)では主人公・秋山宏(近藤正臣)の父親・秋山甲介に扮して母親・秋山勝代は文野朋子でした。
圧巻は『金環蝕』(1975：山本薩夫)で首相・寺田政臣に扮して、モデルの池田勇人とのそっくりぶりでした。
ご冥福をお祈りいたします。
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