『ドライブ・マイ・カー』(2021:濱口竜介)を、ユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン6にて見る。1000円(クーポン使用)。
179分、休憩なしの一挙上映。むしろ休憩を挟まれたらシラケてしまう。長さは感じない。チェーホフ「ワーニャ伯父さん」のセリフが巧みに挿入されて、主人公の心の動きとリンクして、素晴らしい構成である。カンヌ映画祭で脚本賞をもらったのも納得の出来栄えである。村上春樹の原作らしいが、読んでなくて言うのもなんだが、おそらくエッセンスだけ頂戴して、自由に膨らませたのであろう。
ドライバーの三浦透子の抑えた演技は助演女優賞候補のひとりになった。
全編、韓国語手話で演技するパク・ユリムは実に美しい。本物のしゃべれない人かな?と思ってしまう。
それにしても、長さは感じなかったとはいえ、3時間は長い。これだけの長さがあれば、才能ある人なら傑作が撮れて当然、90分に凝縮してこその映画、、、。
と、心地よい余韻に浸っていた、ラストのラスト、あれはなんだ!?
あのウソはどこまでのウソなのか、、、。
あそこだけのウソなら、心地よいウソということになるのだが、、、。
8月22日(日)鑑賞
スタッフ
監 督 濱口 竜介
脚 本 濱口 竜介
〃 大江 崇允
原 作 村上 春樹 「ドライブ・マイ・カー」
(短編小説集「女のいない男たち」所収 文春文庫刊)
プロデューサー 山本 晃久
撮 影 四宮 秀俊
美 術 徐賢先
装 飾 加々本麻未
音 楽 石橋 英子
録 音 伊豆田廉明
リレコーディングミキサー 野村 みき
照 明 高井 大樹
編 集 山崎 梓
スタイリスト 纐纈 春樹
ヘアメイク 市川 温子
VFXスーパーバイザー 小坂 一順
制作担当 中川 聡子
アソシエイト・プロデューサー 近藤多聞
〃 イ・ウンギョン
監督補 渡辺 直樹
〃 大江 崇允
助監督 川井 隼人
〃 久保田博紀
韓国コーディネーター クォン・ミジ
配給:ビターズ・エンド
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント、ビターズ・エンド
製作:『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
キャスト
西島 秀俊 家福悠介
三浦 透子 渡利みさき
霧島れいか 家福音
岡田 将生 高槻耕史
パク・ユリム イ・ユナ(ソーニャ)
ジン・デヨン コン・ユンス(演劇祭の担当者)
ソニア・ユアン ジャニス・チャン(エレーナ)
アン・フィテ
ペリー・ディゾン
安部 聡子 演劇祭の責任者
吉田 大八 家福音の葬儀弔問客?
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