以上、『アイスクリームフィーバー』(2023:千原徹也)より
『アイスクリームフィーバー』(2023:千原徹也)を、ユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン5にて見る。1000円。
街の小さなアイスクリーム店を中心に、いまを生きる4人の女性の複雑な感情が交錯していくさまを、リリカルな筆致でスタイリッシュに描き出していく。
という作品解説。
リリカルとは抒情的、という意味だけど、リリカルのほうが堅苦しくなくやわらかいイメージ。
スタイリッシュとは、かっこよく粋な感じを示す褒め言葉。
アートディレクターの千原徹也が監督しただけのことはある、おしゃれな作品にしあがっている。アイスクリーム屋をメイン舞台にしたのがよい。アイスクリームはいろんな味、色、が楽しめるし、それを表現しやすい。なにより、おしゃれ。そこに集う人々を描きやすい。
メインの吉岡里帆、元のデザインの仕事に復帰すべきか、このままアイスクリーム屋の店員を続けるか、悩む姿を頑張って演じているが、優等生的で、もうひとつ突き抜けたところがなかった。
対して、松本まりかは職場でも家でも、ぼさぼさのヘアスタイルでとおして、40歳前後の今を生きる女性をどっしりと演じていた。こんな普通のキャラクターをしっかりと演じられるようになって、俳優としてグレードアップしたようだ。
2023年7月17日(月)鑑賞
スタッフ
監 督 千原 徹也
脚 本 清水 匡
原 案 川上未映子「アイスクリーム熱」(「愛の夢とか」講談社⽂庫)
エグゼクティブプロデューサー
千原 徹也
〃 山本 正典
〃 木滝 和幸
製 作 千原 徹也
〃 山本 正典
〃 川村 岬
〃 與田 尚志
〃 岩尾 智明
〃 長谷川 康
〃 大塚 朝之
プロデューサー 勝俣 円
〃 塚原 元彦
撮 影 今城 純
美 術 内藤 愛
音 楽 田中 知之
主題歌 吉澤嘉代子「氷菓⼦」
録 音 久保 琢也
整 音 久保田貫幹
音響効果 田中 俊
照 明 古久保亮介
編 集 奥田 啓太
スタイリスト 飯嶋久美子
ヘアメイク 奈良 裕也
アシスタントプロデューサー
鶴田紫央里
〃 田中 朋子
制作担当 長川 由万
助監督 奥田 啓太
宣伝プロデューサー 小口 心平
公開年月日:2023.07.14
上映時間:104分
製作会社:2023「アイスクリームフィーバー」製作委員会
(れもんらいふ=グランマーブル=ねこじゃらし=東映ビデオ=FM802=マグネタイズ=猿田彦珈琲)
制作プロダクション:れもんらいふ
制作協力:DASH=doors=ぶんちん
配給:パルコ
カラー/スタンダード/デジタル
キャスト
吉岡 里帆 常田菜摘
モトーラ世理奈 橋本佐保(小説家)
詩羽(⽔曜⽇のカンパネラ) 桑島貴子(菜摘のアイスクリーム屋の同僚)
安達 祐実 高嶋愛(優の姉)
南 琴奈 高嶋美和(愛の娘)
後藤 淳平(ジャルジャル) 古川イズミ
はっとり(マカロニえんぴつ) 中谷清也
コムアイ 薫(菜摘の元同僚)
新井 郁 安藤ほのか(優の職場後輩)
もも(チャラン・ポ・ランタン) 双子の赤ちゃんの母親
藤原麻里菜 マリ
ナツ・サマー 卓球場の店員
MEGUMI 荒川道子(アイスクリーム屋のオーナー)
片桐はいり 銭湯経営
松本まりか 高嶋優
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