以上、『市子』(2023:戸田彬弘)より
『市子』(2023:戸田彬弘)を、TOHOシネマズシャンテ・スクリーン2にて見る。1300円。
女が部屋で衣類をバックに詰め込んでいる。どこかへ出かける準備。そこへカットバックで男がバイクで走行している姿が差し込まれる。やがて、男が部屋に到着。女があわてて、ベランダから逃げ出す。衣類を詰めたバックを置き去りにして。男は呆然と立ち尽くす。
やがて、男=長谷川と女=市子が3年間も同棲していて、婚姻届の書類を見せてプロポーズ。その翌日、逃げ出した、ということが回想シーンで判ってくる。なぜ、どうして? そもそも市子とは何者? ということを過去の市子がその時々に出会った人々とのエピソードと、長谷川の現在の捜索過程とを、交互に描写する。
見ていて、謎があまり解明されず、市子にも共感できず、何を訴えたいのかもよく分からず、、、。終盤近くになって、謎が解明されても、後の祭りというか、そこから、逆転ホームランで市子に共感できようもない。もう少し早い段階で、市子側に寄り添うような種明かしをしても良かったのでは、、、。
2023年12月17日(日)鑑賞
スタッフ
監 督 戸田 彬弘
脚 本 上村 奈帆
〃 戸田 彬弘
原 作 戸田 彬弘 戯曲「川辺市子のために」
エグゼクティブプロデューサー
小西 啓介
〃 King-Guu
〃 大和田廣樹
〃 小池 唯一
プロデューサー 亀山 暢央
撮 影 春木 康輔
美 術 塩川 節子
音 楽 茂野 雅道
録音・整音 吉方 淳二
照 明 大久保礼司
編 集 戸田 彬弘
衣 装 渡辺 彩乃
ヘアメイク 七絵
キャスティング おおずさわこ
ラインプロデューサー 深澤 知
制作担当 濱本 敏治
助監督 平波 亘
スチール 柴崎まどか
公開年月日:2023.12.08
上映時間:126分
カラー/シネスコ/DCP
製作会社:映画「市子」製作委員会
製作幹事:ハピネットファントム・スタジオ
配給:ハピネットファントム・スタジオ
キャスト
杉咲 花 川辺市子
若葉 竜也 長谷川義則(3年間同棲した恋人)
森永 悠希 北秀和(高校時代の同級生)
倉 悠貴 田中宗介(高校時代の恋人)
中田 青渚 吉田キキ(新聞配達の同僚)
石川 瑠華 北見冬子(自殺願望者)
大浦 千佳 山本さつき(小学生時代の市子を語る)
渡辺 大知 小泉雅雄(なつみの恋人)
? 新聞配達所の女性
? NPO支援センターの女性
宇野 祥平 後藤修治(市子を捜索中の刑事)
中村 ゆり 川辺なつみ(市子の母親)
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