ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『バッテリー』(2007:滝田洋二郎)


 ユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン5にて『バッテリー』(2007:滝田洋二郎)を見る。21時30分の回、またしてもたった一人でスクリーンを占領する。
 バッテリーの二人(林遣都山田健太)が実にいいのだ。これが映画初出演とはとても思えない。のびのびと演じている。特にピッチャー・原田巧を演じた林遣都くんの目がいい。どこか物悲しげなそして相手をきっと見つめるまなざしは大物を予感させる。
 監督役の萩原聖人も久しぶりにいい味を出していた。彼の高校時代の監督でもあり、巧のじいちゃんに扮した菅原文太も相変わらずいい。
 役得とはいえ、横手二中の瑞垣俊二に扮した関泰章が印象的である。彼は何者なんだろう。パンフレットにはプロフィールが載っていなかった。誰か知りませんか?
 来年も、林遣都山田健太のコンビで『バッテリー2』をぜひ見たいものだ。