ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

2007年作品

『こほろぎ嬢』(旦々舎2007:浜野佐知)

『こほろぎ嬢』(旦々舎2007:浜野佐知)を、国立映画アーカイブB1F・小ホールにて見る。5月6日から始まった「NFAJコレクション 2022 春」の1本。420円。 『第七官界彷徨 尾崎翠を探して』(1998)の姉妹篇ともいえる浜野佐知の一般映画3作目。尾崎翠の短篇…

『君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956』(ハンガリー2006-2007:ゴダ・クリスティナ)

『君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956』(ハンガリー2006-2007:ゴダ・クリスティナ)を、国立映画アーカイブ2F 長瀬記念ホールOZUにて見る。310円。 1956年、水球代表選手カルチ(フェニェー)は、デモを率いる女子学生ヴィキ(ドボー)と恋に落ちる。流血の…

『北辰斜にさすところ』(2007:神山征二郎)

シネマスクエアとうきゅうにて、『北辰斜にさすところ』(2007:神山征二郎)を見る。1000円(映画の日)。パンフレット700円。 今回も見逃してしまうのか神山征二郎作品、と思っていたら、まだモーニングショーで上映されていてなんとかすべり込みセーフ。 引退…

『かぞくのひけつ』(2007:小林聖太郎)

ユーロスペース2のレイトにて『かぞくのひけつ』(2007:小林聖太郎)を見る。1200円(会員)。パンフ 浮気癖が直らない父親・桂雀々、それに対していつもやきもちを焼いては癇癪を起こしている母親・秋野暢子。そのあいだに入って、「家族ってなんだろう、男と…

『スマイル 聖夜の奇跡』(2007:陣内孝則)

東京国際フォーラムCにて『スマイル 聖夜の奇跡』(2007:陣内孝則)完成披露試写会を見る。中娘がゲットした招待状にて2人で。 『小さな恋のメロディ』に影響を受けて作られた作品。この影響を受けて作られた日本映画を検証するという作業もおもしろいかも…

『マリと子犬の物語』(2007:猪俣隆一)

『マリと子犬の物語』(2007:猪俣隆一)をユナイテッド・シネマ豊洲にて見る。前売り券1300円×2(小娘と)、パンフレット600円。 犬が可愛いとか可哀想とかいうよりも、佐々木麻緒ちゃんの熱演に感動してしまう。彼女ありきの映画である。

『グミ・チョコレート・パイン』(2007:ケラリーノ・サンドロヴィッチ)

『グミ・チョコレート・パイン』(2007:ケラリーノ・サンドロヴィッチ)をテアトル新宿にて見る。水曜日1000円。パンフレットが1000円!! おもしろい!特別な出来事が起こるわけでもない高校生の日常をあざやかに切り取っていて共感できる。 主演・石田卓也の…

『Little DJ 小さな恋の物語』(2007:永田琴)

『Little DJ 小さな恋の物語』(2007:永田琴)をシネマート新宿2にて見る。月曜日メンズデー1000円。 たまき(福田麻由子)ちゃんの満面の笑顔で話しかけられたら、太郎(神木隆之介)だけでなくても男の子だったらイチコロだ! まして同じ病室にいるなんて! 19…

『椿三十郎』(2007:森田芳光)

『椿三十郎』(2007:森田芳光)を、12月上旬にユナイテッド・シネマ豊洲にて見る。 再映画化する場合、前作とは違った面を見せなければおもしろくない。まして全く同じ脚本をそのまま使う場合はなおのこと。 たとえば、九人の若侍を人気者イケメン男優で固め…

『茶々 天涯の貴妃<おんな>』(2007:橋本一)

『茶々 天涯の貴妃<おんな>』(2007:橋本一)を、ユナイテッド・シネマ豊洲のレイト(1300円)にて見る。 宝塚男役出身の和央ようか、予告編では表情が硬いなと思っていたが、本編もたいして変わらず、当たり前か。 秀吉(渡部篤郎)との絡みがちょっとダラダラと…

『恋空』(2007:今井夏木)

『恋空』(2007:今井夏木)をユナイテッド・シネマ豊洲の元日1000円にて見る。 新垣結衣と三浦春馬だけの恋愛ではなく、まわりの家族・友人をしっかり描いているところが実にいい。 美嘉(新垣結衣)の両親が高橋ジョージと浅野ゆう子で、娘を心配しつつも暖か…

『魍魎の匣』(2007:原田眞人)

『魍魎の匣』(2007:原田眞人)をユナイテッド・シネマ豊洲のレイトにて見る。 あの分厚い原作をテンポの良いスピーディーなアクション推理劇として、まとめ上げた手腕に乾杯! 上海ロケが、作品に風格とスケールの広がりを見せて、すばらしい。 堤真一、阿部…

『てれすこ』のパンフレット

ユナイテッド・シネマ豊洲のレイト『ミッドナイトイーグル』を見に来たら、『やじきた道中・てれすこ』のレイトは今月で終了、ということで急遽見ることになった。 パンフレットを購入して驚いた。「1000円です」という金額にもビックリしたが、出てきたもの…

『象の背中』(2007:井坂聡)

ユナイテッド・シネマ豊洲にて、『象の背中』(2007:井坂聡)を観る。1000円の日。 余命半年と宣言された肺ガン患者・役所広司の身勝手さには呆れ果ててしまう。延命治療を拒否し、妻には打ち明けず、男だからということで長男には秘密を共有させ、さらに愛人…

『クワイエットルームにようこそ』(2007:松尾スズキ)

新しくオープンしたシネカノン有楽町二丁目シネマ2にて『クワイエットルームにようこそ』(2007:松尾スズキ)を観る。水曜日1000円の日。 おもしろい、宮藤官九郎が抜群にいい。助演男優賞をあげてもいいくらい。 久しぶりの内田有紀もヒロインとして存在感…

『HERO』(2007:鈴木雅之)

ユナイテッド・シネマ豊洲にて『HERO』(2007:鈴木雅之)を観る。1日の1000円デー。 木村拓哉の冷めた熱血ぶりがよい。作品としても、なかなかおもしろい。 ただ、裁判シーンはもっとスリリングな対決があってもよかったのでは。 さらに、犯人に被害者の…

『未来予想図 ア・イ・シ・テ・ルのサイン』

ユナイテッド・シネマ豊洲にて『未来予想図 ア・イ・シ・テ・ルのサイン』(2007:蝶野博)を観る。6ポイント以上たまったので、それを使う。 主演の二人が出会い、恋に落ちるまでは、新人監督らしいフレッシュさは感じられる。しかし、そこまでである。なぜ…

『釣りバカ日誌18』(松竹2007:朝原雄三)

丸の内ピカデリー2にて『釣りバカ日誌18』(松竹2007:朝原雄三)を観る。 今回はすーさん(三國連太郎)が会長就任にともない、気力が衰えて認知症になりかけるというお話。そのせいか、作品全体に勢いがない。リゾート開発反対のリーダーである高嶋政伸からし…

『人が人を愛することのどうしようもなさ』(2007:石井隆)

シネマート新宿2にて『人が人を愛することのどうしようもなさ』(2007:石井隆)を観る。月曜日メンズデーの1000円。祝日と重なり1回目(14時30分)は満席。2回目(16時50分)まで待つ。 ヒロイン・土屋名美(喜多嶋舞)は女優という設定なので、当然のごとく劇中…

『伝染歌』(松竹2007:原田眞人)

シネマート六本木4にて『伝染歌』(松竹2007:原田眞人)を観る。月曜日1000円の日。 出かける直前まで原田眞人が監督していとは知らなかった。ま、これが決めとなって観たわけだが、結果的に大正解、予想以上のできに大満足。 ホラー映画の体裁を取りつつ、…

『Life 天国で君に逢えたら』(2007:新城毅彦)

引き続き、豊洲にて『Life 天国で君に逢えたら』(2007:新城毅彦)を観ました。 2年前に亡くなったプロウィンドサーファー・飯島夏樹さんの映画化です。 最晩年のニコニコしている笑顔しか知らなかったので、その心境に到達するまでの苦しみを知ることができ…

『恋するマドリ』(2007:大九明子)

映画1000円の日です。豊洲にて『恋するマドリ』(2007:大九明子)を観ました。 主演の新垣結衣ちゃんが、20歳の恋する女を実に表情豊かに演じていて、大成功です。 共演の菊地凛子は、今までで一番の大役でベスト演技。 その恋人に扮した松田龍平、どんな作品…

『河童のクゥと夏休み』(2007:原恵一)

『河童のクゥと夏休み』(2007:原恵一)を渋谷アミューズCQNシアター2にて観る。 河童のクゥと上原康一一家とのひと夏の交流を描いた作品、傑作です。 クゥと父ちゃんとの愛情、上原一家4人の愛情、実に丁寧に描ききっていて、画面に引き込まれてしまう…

『舞妓Haaaan!!!』(2007:水田伸生)

ユナイテッド・シネマ豊洲シアター1にて『舞妓Haaaan!!!』(2007:水田伸生)を観る。 ミュージカルシーンがめちゃくちゃ楽しい。そして、このシーンだけで、来た甲斐があった。欲を言えば、全篇ミュージカルで貫いて欲しがった。そうすれば、この絵空事もア…

『キサラギ』(2007:佐藤祐市)

ユナイテッド・シネマ豊洲シアター1にて『キサラギ』(2007:佐藤祐市)を観る。 5人の芸達者な男優たちの演技合戦が見もの、と期待したら、今までの彼らのキャリア以上のものは感じられず、安全パイの演技でガッカリ。脚本の面白さに、おんぶにだっこの演出…

『憑神<つきがみ>』(東映2007:降旗康男)

丸の内TOEI①にて『憑神<つきがみ>』(東映2007:降旗康男)を観る。 婿養子先を追い出された妻夫木聡が、出世を願ってお詣りした神社が違っていたために、貧乏神やら疫病神やら死神につきまとわれるお話。 喜劇なんだか、人情ものなんだか、男子如何に生きるべ…

『サイドカーに犬』(2007:根岸吉太郎)

アミューズCQN2にて『サイドカーに犬』(2007:根岸吉太郎)を観る。 ミムラが20年前の小学4年、ヨウコ(竹内結子)という不思議な女性と過ごしたひと夏を回想するお話。 根岸吉太郎の作品を観ると、いつも思うのが、なんでこんなに演出がうまいんだろう、…

『そのときは彼によろしく』(東宝2007:平川雄一朗)

アミューズCQN2にて『そのときは彼によろしく』(東宝2007:平川雄一朗)を観る。 またしても、女ひとりに対して男ふたりの恋愛もの。しかも、難病がからむとなれば、2月公開『天国は待ってくれる』(松竹2007:土岐善將)とダブってしまう。 でも、『その…

『キサラギ』見逃す

きょうは1000円の日、ということで、ユナイテッド・シネマ豊洲に行く。 目指すは10時45分開始の『キサラギ』(2007:佐藤祐市)。10時50分に着いて順番が来て券を買おうとしたら、満席。次の13時の回は一番前の左端1席のみしか空いてない。観るのを諦めて帰っ…

『アヒルと鴨のコインロッカー』

恵比寿ガーデンシネマ1にて『アヒルと鴨のコインロッカー』(2007:中村義洋)を観る。水曜日、1000円均一の日。11時45分の回、50分過ぎの到着で190番目、大ヒットと言っていいかも。 おもしろい、みごとにだまされた。 長身・瑛太を相手に、濱田岳がいい味を…