ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

池ノ上駅『新しい背広』

 『新しい背広』(東宝1957:筧正典)を、ラピュタ阿佐ヶ谷で観る。再見。
 主人公の設計技師・小林桂樹が勤める会社が渋谷駅近く。大家さん・岸輝子の離れを借りて、高校生の弟・久保明と2人っきりで住んでいるところの最寄り駅が、井の頭線池ノ上駅。閑静な住宅街というよりも、駅周辺の商店街を抜けると、空き地やら原っぱが広がっている感じ。実際、岸輝子の庭ではニワトリを飼っている。その一羽をつぶして夕食で食べてしまったため、娘(中学生時代の香山美子)にうらまれてしまう、というエピソードも。