ぴくちゃあ通信

日本映画をメインにしたブログです。東宝映画を中心に古い作品から新しい作品まで、時には俳優を中心に話を展開します。

『人が人を愛することのどうしようもなさ』(2007:石井隆)




 シネマート新宿2にて『人が人を愛することのどうしようもなさ』(2007:石井隆)を観る。月曜日メンズデーの1000円。祝日と重なり1回目(14時30分)は満席。2回目(16時50分)まで待つ。
 ヒロイン・土屋名美(喜多嶋舞)は女優という設定なので、当然のごとく劇中劇がある。それがどこまでが虚で、どこからが実なのか、見ている我々を眩惑させてくれて、かなりおもしろい。それが常套手段とは言え、やられたと思わずニヤリとしてしまうラストの展開につながるのだ。
 喜多嶋舞がベスト演技と思えるほどで、前2作のヒロイン・杉本彩とは格の違いを見せつけてくれた。それにしても、あの爆乳といってもいい巨乳のなんと魅力的なことか。これだけでも見る価値充分にある。
 伊藤洋三郎、前2作に引き続き、はじけ飛んでいてうれしいかぎり。村木・伊藤洋三郎、名美・喜多嶋舞の組合せを次回はぜひ!